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発達障害ASDの想像力の特性とは?【自閉性スペクトラム障害】

みなさん、こんにちは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。

先日から、自閉性スペクトラム障害の特定について具体例を紹介しておりまして、昨日は「コミュニケーション」の特性について紹介しました。

https://発達障害支援.com/asd-communication/

本日は「想像力」の特性について紹介します。

いろいろなものが絡みあうので切り離すのは難しいですが、ぜひ参考にしてください。

発達障害/自閉性スペクトラム障害の想像力の特性とは?

特定のものにこだわる

何かをコレクションするのもそうですし、毎日の習慣や生活パターンもあります。

些細なこともたくさんあります。例えば、ボールペンはこのメーカー、カレーパンはこのお店とか、カテゴリーごとに決めている場合もあります。

イレギュラーなことがあると激しく動揺する

予想通りなもの、いつもと変わらないものでしたら淡々とこなせますが、イレギュラーなことがあると動揺します。

その動揺が外側からは見えない場合もあれば、頭が真っ白になって固まってしまう場合もあります。

なるべく、どんな事態が想定されるのか、何パターンか考えておくと良いと思います。なるべく具体的に考えておくのがおすすめです。

例えば、お昼ご飯にいきつけのカレーにしようと考えていたけど、急遽閉店していた場合。

その場だとどうするかなかなか決まらないこともあるので、Bパターンは駅前のパスタ、Cパターンは町外れのカフェとか何パターンか用意しとけば困らないです。

常同行動

ストレス状況で、体を揺すったり、顔を触ったり、手をモミモミしたり、落ち着くための無意識的な行動があります。

私が発達障害の方の相談時に気をつけていること

わたしはなるべく、紙に書き出しながら面談しています

言葉のキーワードもそうですし、あとは職場環境で困ってる場合は座席図や相関図を書いたりします。

目に見える形にすることで、分かってくること、はっきりしてくることがあります。

目に見える形にして、二人で客観的に理解を深めることで、より現実的な対処に近づきます

また、カウンセリングが終わった後、ふとした瞬間に腑に落ちたり、考えが深まることがあるので、カウンセリングの内容や、日常の困りごとをメモするのもおすすめです。

なるべく目に見える形にしていくことがポイントとなります。

それでは、本日はここまでになります(^^)