発達障害スキル

発達障害ライフスキル〜日常生活をきちんと送る方法〜

みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。

本日は発達障害のライフスキルのうち、基礎となる「日常生活をきちんと送る」スキルについて紹介します。

基本的なことすぎて普段は意識していないことが多いと思います。

日常生活は適当でも、仕事や学校でちゃんとしていればいいじゃんと思う場合も場合もあるかと思います。

しかし、積み重なることで意外と不調の原因となったり、人間関係の悪化へとつながる場合もあります。

発達障害の方は日常生活を規則正しく送ることが苦手だったりします。いつの間にか自分ルールの生活を送りがちです。

それでうまく回っていれば問題ないですが、もし何かしら困りごとがあれば、まずは日常生活から見直してみることをおすすめします。

発達障害ライフスキル〜日常生活をきちんと送る方法〜

身だしなみ

髪型や服装などの外見はもちろん、お風呂に入り体を清潔にすることも含まれます。お風呂や歯磨きが嫌いな方も多いかなと思います。自分は気にならなくても、周囲で気にする方は多いです。

また、髪型や服装を環境や場面、季節などに合わせて、相応しい服装に調整することも必要です。

生活リズム

夜更かしし過ぎず、朝はしっかりと起きること。生活リズムをある程度は一定に保つこと。

よく平日と休日の睡眠リズムを整えるように言われますが、現実的には難しいと思います。ロングスリーパーで休日に寝溜めしたい人もいるでしょう。休日は長めに寝てもOKですが、その差を2時間程度にした方が良いかなと思います。

健康管理

健康を保つこともそうですが、身体の不調に早めに気づき病院に行ったり、必要なときは服薬することも大切です。

自分の状態に気づくのが苦手な場合は、定期的に熱を測って病院に行く基準にする方法もあります。

家事

洗濯や掃除、ゴミ出し。片付け、整理整頓。必要な炊事、買い出しなどです。


バランス良い食事も大切です。好きなものばかり食べてしまったり、食べすぎたり、食べなさすぎたり、栄養素や量のバランスが悪くなってしまう場合も多いです。

金銭管理

無駄遣いしすぎないこと。借金をしてしまったり、計画的なお金の使い方が苦手な場合もあります。公共料金の支払いや、支払い期限を守ることも大切です。

職業選択

自分の特性に合った職業や職場環境を選ぶことです。

そのためには、自分の好きなことや自分の得意なこと、自分にとって居心地の良い状況など自己理解が必要です。

外出

予定した時間に予定した場所にたどりつくこと。

今回は以上になります。