こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。
本日は、アスペルガー(自閉性スペクトラム障害)とADHDの併発についての記事となります。
ASDアスペルガーとADHDは併発可能なの?
かれこれ10年くらい前は、アスペルガーとADHDが併発可能という考えはあまり耳にすることはなかったように思います。
しかし、近年では併発可能なのは常識になっているように感じます。
学会や研修会でも併発可能と言っているお医者さんは多いです。
アスペルガーとADHDは、同時に特性を持つことは多い。
併発の場合は自閉症スペクトラム優位と考えるらしいです。
アスペルガーとADHDを併発するとどうなる?
わたしが衝撃的だったのは、友人の精神科医と併発について話していたとき。
アスペルガーとADHDを併発している場合は、特性と特性が打ち消しあって外から見えにくくなるということ。
たしかに特性と特性が高めあったり、打ち消しあったりすると、一般的なアスペルガーだったり、ADHDだったりの像とは異なる様子になることが予想されます。
そうなると、はたから見て、ただの変わったひと、性格、能力などと捉えられやすいかもしれないです。
つまり、発見が遅れる、支援も遅れる、理解も得づらいという、本人の困難の度合いは増すのだろうなということです。
なので、どちらかの診断基準に完璧に当てはまらなくても、なんでこんなに生きづらいんだろうって時は、併発してるかもしれないです。
と、いうお話でした。
今日は短いですが、以上になります。
また、更新しますので、たまに覗きにきてください。
それではー(^^)
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