発達障害スキル

発達障害のライフスキル【うまく生きるために】

みなさん、はじめまして。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)と申します。

このブログでは、発達障害の方が上手に生きるためのライフスキルについてお伝えしていきます。

発達障害のライフスキルとは?

発達障害の方にとって、ライフスキルをいかに取得するかはとても大切なことです。特に大人の発達障害の方が、働いていく上で、つまずいたり、困りごとを抱えるのは、仕事の技術面ではないことが多いです。

だいたいジョブマッチング(その仕事や社風が自分に合っているか)か、対人関係がきっかけで困っているケースがほとんどです。

仕事の技術的なスキルを習得するは得意な場合が多いです。わたしだったら、病気についての知識とか、心理カウンセリングの技法とか、臨床心理士としてのハードスキルです。

ハードスキルとは、形式化された知識やそれを使いこなす技能のこと。

一方、仕事をしていく上でつまずきやすいのは、ジョブマッチングや対人関係について。以前のわたしだったら、公務員のカウンセラーだったので、階級社会でやっていけるのかとか、職場の上司や同僚(他のカウンセラーや一般職)との人間関係です。このあたりのソフトな部分は、すべてライフスキルになります。

ソフトスキルとは、コミュニケーションやリーダーシップなど人間力と言われるもの。とても曖昧で理解しづらい。

話を戻しまして、ライフスキルを獲得するためには、自分をよく知り、自分のマニュアルを作ること、自分なりの対処法を身につけることが大切です。

ライフスキルとは、上手に生きるためのスキルと言えます。

なぜライフスキルと身につけるのか?

自分がより生きやすくなるためです。

現在は発達障害への支援を進めようみたいな世界の流れがあり、合理的配慮だとか、発達障害への理解をと言うが、現実はなかなか難しいと感じています。

みんなは頭では分かっていても現実を変えるのは時間がかかったり、なかなか理解できないひとも多いようです。

合理的配慮とは、障害者から何らかの助けを求める意思の表明があった場合、過度な負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要な便宜のこと。wikiより。

ライフスキルのひとつとして、「人に頼る」というスキルも大切です。合理的配慮や周囲の人が理解してくれるように働きかけることも有効なことです。

しかし、「自分の防御力をあげる」ことも大切です。適切なライフスキルを身に付けて自分の防御力をあげていくことです。

防御力の数値は、子供から大人になるまでのサバイブ具合によって左右されます。いままでの環境や経験で、防御力や攻撃力のレベルがそれぞれ違います

どんな武器を得てきたか、どんな防具を選んできたか、そして自己理解。自分の属性は何か。水なのか、火なのか。水なら火に弱いのかもしれない。得意な魔法も違うだろうし、得意な地理条件、得意な戦法いろいろある。

このブログでは、上手に生きるためのスキルをすこしずつ紹介していきます。

ほんとうは個人それぞれに合うように調整したいけど、ブログなので、みんなに伝わりやすいように頑張ってみます。

よくわからなかったり、自分はこうしてるよーってのがあれば教えてください。