こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。
本日は、発達障害の医学的な治療やお薬について紹介します。
発達障害かもと思って、病院や専門機関に行く場合は、まずは発達障害かどうかの診断をしてもらう場合が多いと思います。
今回は、その先の医学的な治療やお薬について書きたいと思います。
Contents
自閉性スペクトラム障害とADHD*発達障害の障害とは?
発達障害とは、生まれ持った発達上の特性があることで、日常生活に困難をきたした状態です。
つまり、特性だけでは障害とは言えません。
その特性があることで日々の生活に行きづらさが生じて障害となります。
例えば、「掃除ができないとか」「忘れ物が多い」など、日々の生活の生きづらさは、自分で分かりやすいです。
しかし、発達面にある凸凹の特性は、自分では見えにくいです。
そのため、はじめは、自分の特性ゆえの生きづらさを、
などを判断して、自分を責めてしまいやすいです。
周りの人からも、「なんで何回言ってもわからない」「不真面目なだけなのでは」と否定的な目で見られてしまうこともあります。
自閉性スペクトラム障害とADHD*発達障害は病気?
発達障害は病気ではないので、治療して完治すると言うものではないです。
詳しい原因などは、まだ解明されてないことも多く研究をしているところです。
それでは、発達障害への医学的な治療とは?
現在、行われている医療的な行為は、自己理解を深めたり、苦手や困ってることへの対策を考えたりがメインです。
また、二次障害がある場合は、うつや強い不安などへの治療を実施します。
発達障害(特にADHD)へのお薬は?
ADHDに関しては、多動や衝動、不注意等の特性を和らげるお薬があります。
ADHDの方は、お薬を上手に使いながら生活している方が多いです。
わたしの担当していた方では、病院からカフェインの粉が処方されてる方もいました。
自閉性スペクトラム障害やADHDの方への支援とは?
二次障害をのぞいて、医学的な治療と言うよりは、現状を少しでも生きやすくする、ライフスキルを高めるというのが、メインの支援カウンセリングになっていきます。
ライフスキルとは👇
https://発達障害支援.com/wp-admin/post.php?post=39&action=edit
それに加えて、周囲の人に、より理解してもらうように働きかけることで、自分が生きやすい環境にするという、環境へのアプローチも大切です。
そのあたりもカウンセラーやお医者さんと協力してできるのがベストだと考えています。
はい、今日はここまでです。
また更新しますので、のぞきに来てください(^^)
それではー